これまでの、じっくりとPMXモデルを眺めることができる、「スタジオ」とは別に、オープンワールドに好きなPMXモデルを好きな場所に配置して自分だけの世界を作る「ワールド」という機能を作りたいと以前から構想を練っていました。
まずは基本的な機能だけ持たせてた「ワールド」機能を追加してみようと思い、今回実装することにしました。
この記事では「ワールド」で出来ること、ワールドの今後の構想について紹介していきたいと思います。
model: 原神
上記でも少し触れましたが、広い何もない空間に、お手持ちのPMXモデルを好きなように配置して楽しむ機能です。
プレイヤーは一人称視点でカメラを操作できて、空間内の場所を移動したりPMXモデルを配置、位置や角度を調整といったことができます。
model: 原神
ワールドは「スタジオ Babylon」の仕組みを使って作られており、PMXファイルのアップロード方法については「スタジオ Babylon」と一緒です。
PMXモデルは基本的に自分の目の前に配置されます。
配置後、PMXモデルを選択すると、位置、回転、大きさを変更することができます。
PMXモデルを選択中にメニューを開くと、スタジオ同様にモーフ、マテリアル表示の操作、モーション適用が行えるようになります。
model: 原神
好きな画像をアップロードして、ワールド内に配置することができます。
雰囲気作り等に活用できます。
こちらも配置後、PMXモデルを選択すると、位置、回転、大きさを変更することができます。
モデルを選択していると、選択中のオレンジ色のコントローラーが表示し続けます。
非表示にしたい場合はこのボタンを押すことで選択が解除されます。
モデルを掴みながら移動したい場合に便利な機能です。
自分の動きにモデルが追尾するようになります。
配置したモデルを固定させておきたい時に使用します。
ロックされたモデルは選択することができなくなり、誤操作防止になります。
基本的に動かすことのない、ステージモデルなどに有効です。
画面上から削除したいモデルを選択して削除することができます。
1分間に一度、現在のワールドの状況を自動保存しています。
保存先はサーバーではなく、ご自身のブラウザ内に保存されますので、アップロードしたファイル等はサーバー管理されません。
現在はテスト的にワールド機能を解放しているため、10体までの制限を設けています。
今後、負荷軽減などの改善が行われれば、制限を増やす可能性があります。
まだまだ考え中ですが、この機能をベースに拡張していけば面白いものが作れるのではないかと考えています。
ゆくゆくは、自分だけのワールドを作って入り浸り、作業や動画鑑賞やらが出来るといいなと思います。